この記事はホテル日本閣の跡地の今現在について書いています。
2020年9月18日の爆報フライデーで特集された、栃木県の有名温泉旅館の日本閣。
次々に人が謎の失踪をする事件が起こった場所です。
そんな事件の起こったホテル日本閣の跡地は今現在、どうなっているのでしょうか?
今回はホテル日本閣について、
- 場所はどこにあったのか
- 跡地は今現在どうなっているのか
- ホテル日本閣事件の全容
などをご紹介します。
Contents
ホテル日本閣の跡地は今現在どうなってる?

小林カウがどうしても手に入れたかったホテル日本閣。
事件の後、ホテル日本閣は取り壊されました。
その後、何人か建物ごと買い取りたいという人物が現れました。
しかし、結局その話は流れ、取り壊されました。
その後は、空き地のままになっているとのこと。
3人も亡くなった旅館なので、建物をそのままに営業するのは難しかったでしょうね。
見世物として、お客さんを呼ぶとかそういった考えで買おうと思った人もいた可能性もあります。
しかし、そんなことも出来ないほど小林カウが起こした事件が有名になり、日本中を震撼させたので、更地にしてそのままにするしかなかったのではないでしょうか?
小林カウ自体も「昭和の毒婦」などと呼ばれ、大変な話題となりました。
また、温泉旅館はその地域の温泉旅館組合に所属しています。
当然、日本閣も組合に入っていたと考えられます。
面白半分に売られてしまっては、その地域一帯の他の温泉旅館の営業まで支障をきたしてしまいます。
悪いイメージはずっと残ってしまうものです。
ですから、温泉組合からもストップがかかった可能性もありますね。
組合としては、事件のことを一刻も早く忘れてもらい、またいつもどおりの温泉街として人々に来てもらいたいでしょうから、仕方のないことですね。
現在の土地の所有者が、日本閣の関係者や被害者の血縁者なのか、更地のまま不動産業者などに渡ったのかなどは不明です。
ホテル日本閣の跡地の場所はどこ?

ホテル日本閣は栃木県の塩原温泉郷にあります。
塩原国道のそばの福渡橋の近くにあります。
この福渡橋から上流のほうに数百メートルいった辺りにホテル日本閣はありました。
近くには他の温泉旅館もお店もなにもありません。
当時の資料にも「塩原温泉郷の外れにある」とありますので、当時から周りにはなにもない場所だったのでしょう。
温泉旅館の規模としては、高級旅館などではなく、庶民的な旅館だったようです。
周りになにもないので、ひと目に付きたくない、道ならぬ恋などのカップルに人気があったとも言われています。
小林カウ(コウ)のプロフィール
小林カウの写真は夢に出て来そうで怖い(´・ω・`) pic.twitter.com/AkdrNbv7Cp
— プーニャン(っ ॑࿁ ॑c)ブラックベリー向井地推し彡彡 (@nanika59) July 4, 2019
小林カウ(こばやしこう)
生年月日:1908年生まれ
出身地:埼玉県
結婚:1930年(当時22歳)
小林カウは貧しい家で生まれ育ちました。
ですので、16歳で東京にある温泉旅館に奉公に出されます。
年季があけ、埼玉の実家に帰ると22歳で結婚します。
この当時としては、遅めの結婚ですね。
カウは商才があったのか、闇市などで禁制品と呼ばれる砂糖や米などを売り、かなり儲けていたことがわかっています。
小さいころから貧しかったので、お金には執着していたのかもしれません。
結婚してから22年目の1952年、カウが44歳のときに夫がなくなります。
ホテル日本閣で起こった失踪事件の全容とは?
小林カウの事件はマンガで読んだけど、読みは”コウ”だったんだ。
そのマンガには何の説明もなかったんで、カウってそのまま読んでた pic.twitter.com/J8O6XGIlpz
— DD_OROCHI (@n_orochi) September 22, 2017
事件は当時「温泉旅館の経営者夫婦が失踪した」として、新聞などが取り上げ話題になりました。
警察も捜査しましたが、手がかりは見つかりません。
しかし、捜査が進むにつれ、驚愕の事実が判明します。
経営者夫婦は失踪ではなく、他人の手にかかり亡くなっていたのでした。
警察がホテルの従業員を尋問したところ、自供し、主犯として小林カウという女性が逮捕されました。
その取り調べの最中に小林カウは自分の夫までも手にかけていたことが判明。
合計で3人もの人を手にかけていたのです。
当時、夫は脳出血で病死と診断されていましたが、青酸カリが使用されていたことが供述により明らかになりました。
夫婦喧嘩が絶えなかったとの近所の人の証言もあり、警官が調査に来ます。
その警察官となんと関係を持ち、一緒に暮らし始めます。
この警官とは2年間同棲して、別れています。
好きになったのか、捜査の目くらましをしようとして利用したのかどうかは定かではありませんが、その後1954年、栃木県の塩原温泉郷に来て、この土地を気に入り、土産物屋を開きます。
そして、土産物屋を開き成功させると、翌年には隣に食堂を開くなど商才を発揮していきます。
そうなると今度は温泉旅館を手に入れたいと考えるようになりました。
そんなとき、経営不振だった日本閣を売却するという噂が耳に入ります。
カウは交渉に出向きますが、断裂。
しかし、経営がどうにもいかなくなった経営者の男性はカウに売却ではなく、共同経営者にならないか、と持ちかけます。
女将である妻とは別れるから、と妻に払う慰謝料をカウに出させようとします。
その金額は当時の50万円。
現在だと500万円ほどの金額になります。
しかし、女将は別れることを拒否。
そこで、カウはホテルの従業員に話をもちかけ、女将を闇に葬ることにしました。
カウは日本閣の名義が自分だと信じ、改築費用などを出したりしましたが、実は経営者に騙されていれ、ホテルは競売にかけられる寸前でした。
騙されていたことに怒りを覚えたカウは経営者も手にかけてしまいます。
こうして、日本閣の経営者夫婦の失踪という事件が起こりました。
そして、共犯である従業員の自供で事件の真相が白日の下に晒されることとなったのでした。
ホテル日本閣の跡地の今現在が気になる
いかがでしたでしょうか?
恐ろしい事件の起こったホテル日本閣の跡地。
現在は建物も建っておらず、空き地のままになっています。
新しい旅館などが建っても、事件のことが取り沙汰されるでしょうから、このまままだしばらくは空き地のままでしょうね。
事故物件になっていなくてよかったとも言えますね。
事件から数十年も経った今でも、まだ話題になったりテレビで特集されたりするので風化するのはまだまだ先のことでしょう。
この事件をもとにした映画が吉永小百合さん主演で制作されています。
吉永小百合さんが汚れ役をするということでも、話題になった作品です。
実際の小林カウとはイメージがかけ離れていることでも話題になりました・・・笑
気になる方は観てみてはいかがでしょうか?