ご飯のおかずが少し残ったら、ラップして冷蔵庫へ。
またおにぎりを包んだり、野菜の保存など手軽で使いやすいラップ。
ラップにも「添加物」が含まれているって知っていますか?
この記事ではラップに含まれている添加物と無添加のラップについて管理栄養士あいこ監修のもと、わかりやすくお伝えします!
参考にしてみてくださいね♪
Contents
どうして食品用ラップに添加物が使われているの?
添加物を入れている理由
「食器にピッタリとくっつく」「ラップが切れやすい」などメーカーによって
さまざまな特徴を持っているラップ。
これは全て添加物が使われているからなんです。
私たちが使い勝手が良い!使いやすい!と感じている部分は全て添加物によって改良された結果とも言えます。
レンジで温めて溶けてしまったラップを誤って口に入ってしまったら、と考えると
添加物が入ったものを口にするのは食品同様、不安を感じますね。
食品用ラップの原材料と添加物
スーパーで一般的に売られている家庭用のラップの原料は主に次の3種類が使われています。
・ポリ塩化ビニリデン
耐熱性が高く、食品の酸化や匂いが移るのを防いでくれます。
ラップ自体がしっかりしており、切れ味はよく使用感は良いです。
燃えると有害なダイオキシンを発生させるので注意が必要です。
・ポリ塩化ビニル
業務用ラップによく使用されている素材。スーパーで売られているお肉や魚のパックに使用されています。
伸縮性がよく、食器にぴっちりとくっつく密着感が良く、耐久性もあります。
こちらも燃やすとダイオキシンを発生させるので注意が必要です。
・ポリエチレン
酸素を通しやすく、通気性があるので果物や野菜の保存に適しています。
燃やしてもダイオキシンは発生しないので安全性が高く、また添加物が含まれていません。
密着感、耐久性は上の2つと比べると劣り、切れ味はイマイチのため、使用感はあまり良くないと感じる方も。
ラップに使われている主な添加物は次のようなのもがあります。
どの添加物もラップを柔らかくしたり、粘着力を強めたりして、使い勝手を良くするために使っています。
柔軟剤(脂肪酸エステル、脂肪酸誘導体)
界面活性剤の一種。
脂肪酸誘導体は概念が広すぎて特定できない物質であるため、実際のところその危険性ははっきりとわかっていません。
安定剤(エポキシ化植物油、カルシウム化合物)
大豆油(遺伝子組換え、ポストハーベスト農薬)をエポキシ化(酸化反応)したものが主原料であると考えられています。
油断が出来ない化合物の可能性があると言われています。
安心して使いたい。無添加ラップ
それではスーパーや通販で購入できる無添加のラップをご紹介します!
宇部フィルム ポリラップ 30cm×100m ラップ
原材料 | ポリエチレン |
内容量 | 30cm×100m |
価格 | 343円 (税込) |
燃やしても塩素系ガスやダイオキシンが発生しないポリエチレンが原料。
「新開発フラップ」で使用後のラップの巻き戻りを防いだり、しっかり押さえて切りやすくするための「押さえるマーク」、両サイドにあるストッパーを押すことで芯の位置が固定されるなど箱にもさまざまな工夫がされています。
箱の機能を上手に使うことで「ラップが切れない〜!」というプチイライラが軽減できます。
BALANCE WRAP(バランスラップ)エンバランス(30cm×20m)【ウィルマックス】
【数量限定】BALANCE WRAP(バランスラップ)エンバランス(30cm×20m)【ウィルマックス】
原材料 | ポリエチレン(エンバランス加工) |
内容量 | 30cm×20m |
価格 | 455円 (税込) |
こちらも添加物を使っていないポリエチレン製。
さらに食品の鮮度や栄養を保持、発酵を促進させる効果があるエンバランス加工がしてあるため、切った残りの野菜を包んで保存しても痛みが少ない状態を保つことができます。
matsukiyo 食品を直接包める無添加ポリエチレンラップ 30cm 50m
matsukiyo 食品を直接包める無添加ポリエチレンラップ 30cm 50m【3980円以上送料無料】
原材料 | ポリエチレン |
内容量 | 30cm×50m |
価格 | 130円 (税込) |
ドラックストアチェーンのマツモトキヨシが展開するプライベートブランド「matsukiyo」。
ラップは薄めで柔らかくラップ同士がくっつきやすいとの口コミも。
値段もリーズナブルで安全なラップが手に入るのは嬉しいですね。
リケンテクノス/無添加ハイラップ レギュラー 30cm×20m巻
リケンテクノス/無添加ハイラップ レギュラー 30cm×20m巻
原材料 | ポリエチレン |
内容量 | 30cm×20m |
価格 | 79円 (税込) |
塩素を含んでいないポリエチレン製で燃やしてもダイオキシンが発生しません。
トウモロコシ由来の刃を使用しているので使用後も燃えるゴミとして捨てることができます。
まとめ:安全のために選びたい食品用のラップとは
いかがでしたでしょうか?
ラップに含まれる添加物と管理栄養士おすすめの商品をご紹介しました。
ポリエチレン製のラップは添加物が入っているラップと比べると
粘着性が劣るなどの使用感は確かにイマイチ…と感じることもあります。
しかし、安全を求めるのであれば、
を選ぶようにしましょう。
添加物が人体への危険性ははっきりとは証明されていないかもしれません。
しかし、安全ということもまた証明されていないことも事実です。
安全性がよく分からないものを使うより、安全なものを使いたいですよね。
食品ラップを買うときの参考にしてみてくださいね!